肉体改造計画

ランニング20160515(十津川トレイル)

朝五時、目が覚めた。
早すぎるので狭い車内で二度寝。7時までゴロゴロ。
やっぱりステップワゴン級でないと足が伸ばせないのしんどい。
遠征用にも、キャンプ用にもデカイ車がほしい。
整列。スタート。参加者は100名程度。
スタート直前に気がついたが、みんな山用のシューズを履いている。
見慣れたランニングシューズを履いているのは俺一人。完全にミスった。
生駒の時はウエストポーチが俺一人だったので、今回は2Lの水を背負うためリュックにし、トレイルランナーに溶け込んだつもりだったが、足元までは気が回らなかった。
スタート直後に徒歩・追い越し禁止区間が1㎞ほど続く。トップの人は完全に走ってますけど…
開始して20分ほどで急な山道に入った。
一気に心拍数が上がる。上がりっぱなしで既にゼーハー。筋疲労的には既に30㎞の壁に到達。ハチハチなんて比べ物にならない。
一つの目の山のピークではロープを使って全身で登らないといけない場面が何か所も出てくる。
既に手のひらに血がにじむ。登山用のグローブがいるな。滑り落ちたら重症ではすまない崖も多数。ガチンコの登山やん。
シューズのせいかズルズル滑って無茶苦茶疲れるし、危ない。
この時点で十津川トレイルをナメてました。すみません。という反省文しか出てこない。
何とか一つ目の山を越え、第一エイドへ。ここまででは上位20位に入っている模様。
ここからしばらく舗装道路を走る。この区間だけはランニングシューズを履いてきた自分の唯一のアドバンテージだった。
5分/kmで快適に走っていたが、あっさり一人に抜かれた。
二つ目の山に突入。命の危険がある崖は出てこないものの、やはり全身を使って登る坂道が続く。
足の筋力も無くなってきたし、一層ズルズル滑る。ここで発見。心拍数が170を超えた状態が長く続くと、心が折れる。
ここでペースを維持するのが限界となり、斜面で腰をおろして休憩。この山で20人近く抜かれたか。
何とか山を登り切り、なだらかな下りに入る。道は全然舗装されていない。
一歩一歩踏み込むたびに、木の枝がパキパキと鳴る。それだけ踏み均されていないということだ。
そう言えば、スタートから終了まで一般の登山客は一切見なかった。
唯一見かけたのはチェーンソーを振り回して、リアルに木を切り倒している林業のおっちゃんだけだった。
コースのあちこちに切り倒されてほったらかしの木が倒れており、またぎながら、こっちに木が倒れてこないかヒヤヒヤしながら道を進む。
下りに入るとランニングシューズのズルズルがさらに酷くなり、靴を準備しなかった自分を呪う。
本当に道が悪く、踏んで折れた枝が足に引っかかったり、靴に突き刺さったりする。
よくケガをしなかったものだ。だが、枝につまづいたところに、さらに足が攣り、ついに転倒。
ケガはなかったが、後から来たランナーが声をかけてくれた。
そのランナーも途中でコケたり、滝の給水で一緒になったりし、結果的にしばらく一緒に走ることに。
しばらく走ると、2人のランナーに追いついた。コースを外れているのでは?と相談している。
確かに長い間、トレイルの目印を見ていない。
GarminのLiveTrackで走ってきた軌跡を見ると第二チェックポイント手前で確かに内回りのコースを走っており、ゴールは既に目前…
この時点で元の道まで戻るか、このままゴール地点に向かい、リタイアするかを4人で話したが、元の道まで戻るには10km近くの登りの林道を走らなければならない。
靴の言い訳もあり、既に心が何度も折れている自分はリタイアを即断。結果的には他の3人も同じ選択。
ゴール地点までトボトボ歩く間にすっかり仲良くなってしまった。
ゴールに到着。35㎞走のはずなのに24㎞でゴール。
恐ろしいことに、トップランナーはもうゴールしていた。
まさかのコースアウトで人生初のDNFを経験してしまった。
次、トレイルを走るときは必ず靴を準備しよう。
靴が違うとなると既にマラソンの練習ではなくなっている気がする。やっぱやめようか。

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